着物を長く大切に着たい。着物の保管方法

  • 2015年5月13日
  • 2015年5月13日
  • 着物
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着物はどうやって保管していますか?お気に入りの着物は愛情をもってお手入れをして長く大事にしたいですね。着物のお手入れに役立つグッズや、虫干しのやり方についてなど着物の保管についてまとめてみました。

桐の箪笥

着物を着る前と着た後のお手入れ

着物を着る1~2日前には、着物ハンガーにかけて風通しのいい場所に吊るしておきましょう。そうすることで織りじわや、防虫剤の臭いもとれてすっきり気持ちよく着ることができます。着物を脱いだ後も温もりがぬけるまで着物や帯、長襦袢、小物などもハンガーにかけておいてくださいね。着物専用のハンガーは、折りたたみ式のものや、帯び掛けがついたものもあるので、2、3本用意しておくのをオススメします。

天然素材の毛でできた着物専用ブラシで、衿→肩→裾の順に軽くなでるようにしてホコリや花粉をとったり、繊維を整えることも着物を長持ちさせる秘訣です。ブラッシングで目に見えるほど変化するわけではないですが、着物は毎回洗濯するわけではないので、しまう前にブラッシングをして清潔にしておきましょう。

着物の保存はどうしてる?

日本は湿気が多いので、着物にとって大敵の湿気対策をしなければいけません。着物の保存に一番適しているのは桐の箪笥。桐は湿気を調節してくれ、虫がつきにくい、燃えにくいという特性があります。防虫剤やシリカゲルなどを着物に直接触れないように入れておくのも安心です。ですが、何種類もの薬剤を入れると化学反応をおこしてしまうこともあるので注意が必要です。
スペースやお財布が許せば、桐の箪笥をオススメしますが、桐のたんすは高価だし、置く場所がない!という場合は、桐でできたキャスター付きの衣装ケースなども市販されているので便利です。
ただ、箪笥と違って下のほうの段のものを取るときには、一段一段下ろすのが大変なので、上のほうには軽い小物やなどをいれて収納するほうが扱いやすいですよ。

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価格:14,400円(税込、送料込)

着物をたとう紙に包むべきかどうか

紙は湿気を含むし、紙に付く虫もいるのでたとう紙に包まないほうがいいとおっしゃる方もいらっしゃいます。大事な着物だから包んでおきたい、でも何年も前の買ったときのままの古くなったたとう紙に包みっぱなしってことありませんか?ありますよね??買ったときのままがいいと思ってしまったり、古い紙すら大事に思えてきてなかなか捨てられない・・・。
私は前回、虫干しをした時に、たとう紙を窓付きの新しいものに一掃してみました。窓がついていると着物を取り出すときもわかりやすいし、同じ新しいたとう紙で揃っていると気持ちがいいですよ。

お値段は少しはりますが、うこんでできた畳紙や、うこんの風呂敷に包むというのも、防虫効果があっていいですよ。

虫干しをするのが大事

いいたとう紙に包んでも、包まなくても、着物を長く美しく着るには虫干しが一番大事です。
虫干しを行なうのは、晴天が続いて空気が乾燥した日を選んでくださいね。虫干しとは、着物を1枚ずつ裏返してハンガーにかけ、直射日光の当たらない風通しのいい部屋で干します。着物の点検の意味もこめてできれば年に3回、少なくても年に1度は着物の虫干しデーをつくることをオススメします。

理想の虫干しデーは?

<土用干し>7月下旬~8月下旬
梅雨の時期に含んだ湿気を払うために行います。雨の日が続いた直後は、空気中には地上からの水蒸気が多く含まれているのでその日が晴れだったとしても避けてください。2日~1週間ほど晴天が続いた日のほうがいいです。

<虫干し>10月下旬~11月下旬
秋からは着物が楽しい季節。これから着る着物のチェックも含めて、虫干しをしましょう。ほころびなどを見つけたらこの機会に処置を。
程よい気候で乾燥した晴天がつづくことが多くいので虫干ししやすい時期ですね。

<寒干し>1月下旬~2月下旬
空気が乾燥していて、1年の中でもっとも湿度の低い季節です。虫干しには最適の時期なので、寒いけど頑張ってトライしましょう。

虫干しの時間帯は?

日中は日が当たらないと思っていたお部屋でも、西日がさして色ヤケしてしまっては困るので、正午を挟んで4時間程度干すのが理想的です。
くれぐれも着物を干すことで燃え尽きてしまい、何日も干しっぱなし・・・ということになりませんように。ホコリや色やけでかえって着物を傷めてしまうことになりますよ。どうしても夕方まで干す場合は西日が当たらないお部屋を選んでくださいね。

まとめ

着物に限らずですが、大事なものはマメにお手入れすることですね。忙しい毎日でもちょっと立ち止まって、お手入れをする時間をつくるとなんだかリフレッシュできる気がします。
着物を持っているけど、全然着ないので箪笥の中にいれっぱなしで何年も開けてない・・・なんて方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。実際、簡単に着れる着物の着方に出会うまでは、私もそうでしたから。
着物をちょこちょこと取り出してみたり、箪笥の開け閉めをするだけでも、効果はありますので、ぜひこの記事を読んでしまった機会に、閉まりっぱなしの和ダンスの扉、開けてみてはいかがでしょうか?

桐の箪笥
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