接着芯とアイロンのことの最後の最後にご紹介した、エルナプレス。スイス製のタフな家庭用小型アイロンプレッサーです。
この機械のことを知って、すごく欲しくなったけれど、以前はジャノメミシンさんが扱っていたみたいなのですが、日本ではもう販売中止らしいです。。。タイミングがよければヤフオクに出るときもあるみたいですが。

小型といっても、それほど小型ではありません。

そして、アイロン面はかなり熱くなります。生地を置くときにうっかり手の甲をやけどしそうなので、必ず軍手をはめて作業しています。軍手をはめることで、洋裁、裁縫、着物、手芸のイメージとはぐっとかけ離れてしまいますが。
エルナプレスで帯にアイロンをかける

洗って、半乾き状態の帯を台の上に置いたら、レバーをひいてプレス!
5~10秒ほどでオッケーです。あまり長くすると焦げちゃいそう。デリケートな生地の場合は当て布をします。

ピシッとなります。ピシッとなる分、置き方を間違えたらへんなシワがついてしまうので要注意です。
慣れてくるとどんどん作業は進みますが、帯は4メートルくらいあるので、なかなか大変です。
もう少し楽する方法を途中で思いつきました。中表に半分に折って、横方向でプレス。絶対に折った角はやっちゃダメですけれど、そこだけ一枚でプレスするか、折り目を移動させてプレスすれば問題なしです。
エルナプレスで接着芯を貼る
次にエルナプレスで接着芯を貼ってみます。もう、これは一番やりたかったことなのでウキウキします。

まずは、アイロン台にいらない布を敷いて、生地の表面を下に、接着芯の糊がついている面を下にの順にのせていきます。接着芯は生地よりもひとまわりほど大きめにして後ではみ出たところをカットすると綺麗に使えます。

10秒ほどプレス。

ピシーっと貼れました♪
普通のアイロンと違って面が広いので一気にプレスできるし、滑らさないから置き方さえきちんとしていれば、ヨレもなく綺麗に貼れます。
置き場所もとるし、誰にでもオススメというわけではないですが、とっても使える新兵器です。
