羽織をリメイク!着せかえできるパンチングレザーのバッグで、前回は外側のパンチングレザーができたので、今回は着せ替えバッグの作り方です。
着せかえバッグの作り方
用意するもの
- 羽織や着物の片袖
- 裏地
- スプリングホックの引っ掛ける方×4つ
着物や羽織をほどきます

着なくなった着物や羽織の袖の部分をほどきます。このバッグをつくるのは、片袖だけでできてしまいますよ。
糸きりバサミとリッパーを使う方も多いと思いますが、リッパーを使うと勢いあまってうっかり布を切ってしまう場合があるので、目打ちで縫い目をそっとすくって、糸を切るのをオススメします。手縫い仕立ての着物の場合、直線部分はすっと糸をほどくことができるのでリッパーで糸を細切れにするよりもあとあと楽です。着物をほどくと、どうしても細かい糸くずがついてしまうのですが、ガムテープでぺたぺたするといいよと、おばあちゃまから教わりました。

着物は、仕立てるときに身八つ口、袖付け止まり、袖口止まりや衿まわりにの力がかかる部分がしっかり縫われています。ですのでそこをほどくときはひっぱりすぎて着物を傷めないように気をつけてくださいね。

片袖が外れたら、裏からアイロンをかけます。着物リメイクの場合、お洗濯についてはどうするべきかというのは、生地や傷み具合によってケースバイケースなので明確な答えはないのですが、どうしても汚れているので洗いたいという場合は、この時点で洗ってください。
裏地をつけるバッグなので、裏地をつけてから洗濯してしまうと表地と裏地の伸縮率が変わってきて使い物にならなくなってしまいます。
着せかえバッグの表地を縫います

幅約36cm(反物の幅のまま)×長さ49cmの布にしたら、中表にして半分に折ります。この写真で縦方向が反物の幅です。縦方向はバッグから出て折り返す長さなので多少誤差があっても大丈夫。

端を1cmで縫いたいところなのですが、着物を仕立てたときの合印の切り込みが少しはいっていたので、底は1.5cmで縫いました。

縫ったところを1mmくらいのキセをかけてアイロンで折ります。

パンチングレザーのバッグと同じようにマチをつくります。角を三角にして、端から3センチのところを縫います。

マチにも1mmのキセをかけてアイロンをします。
着せかえバッグの裏地を縫います

裏地は、幅24cm×長さ49cmにカットし、中表にして端から1cmのところを縫います。このとき、底に当たる部分は7~8センチ開けておきます。

裏地にはキセを2mmでかけます。なぜキセをかけるのかというと、外袋、内袋の表地、内袋の裏地の幅を同じサイズで作っていますが、実際は生地に厚みがあるので、内にいくにしたがって少し小さく仕上がっていくと、ひっくり返したときにピシッとなるからです。

裏地も同様に3cmのマチをつけ、2mmのキセをかけておきます。
この三角部分は隠れてしまうところですが、もし、生地に厚みがあってモタモタするのが嫌な場合は端を1cm残してカットしてしまってもOKです。
バッグの表地と裏地を縫い合わせます

先ほどできた裏地をひっくり返して、外を表にしておきます。

表地はひっくり返さずにそのまま、裏地を中に入れます。そうすると表地と裏地が中表になります。端を合わせてマチ針で留めて、端から1cmのところを縫います。

こういう状態になっていますよ。

裏地の袋を引っ張り出します。どちらも裏側を向いていますよね。

どちらも表側を向くために、縫わずに開けておいた裏地の底から手を入れて、表地を引っ張り出します。

開けておいた裏地の底を手縫いで閉じます。

表地の底と裏地の底をあわせて、裏地側からマチ針を打ち、表に糸が出ないように縫い目から針をいれて内側の縫い代同士を探りながら、ざっくりとかがります。これで表地と裏地がずれません。

バッグの入り口をアイロンで整えます。

バッグ全体にもアイロンをかけたら内袋の出来上がりです。
スプリングホックをつける
さあ、いよいよ仕上げです!

内袋を外袋に入れます。

スプリングホックのオス側、ひっかけるほうだけを使います。

内袋の端を外側へ折り、レザーの穴あき部分と合う場所にスプリングホックを4箇所つけます。

羽織リメイクバッグの完成です。お疲れ様でしたっ。
生地をいろいろ変えてみても楽しいですよ。ちょうど反物の幅を使えるようになっているので、着物や羽織でつくるのにほどよいサイズです。
外側のパンチングレザーがなかなか手に入らないかもしれないですが、透ける生地で作ってもいいかもしれないですね。
