前回は、両面帯のクラッチバッグをつくりましたが、今回はバージョンを替えて、帯と革を使いました。
革は、ソフトなスウェードです。少し起毛していてほっこりした感じのリアルレザーです。
もち手は、片側につけるストラップタイプ。
裏側は、シンプルに帯になっています。
・・・と、思わせて
リボンをくるりんぱすると、こっちサイドにも持って来る事ができるんですよね。
その際、この裏側は、
スウェードのクラッチバッグになります。
これだと洋服にアジアンテイストを加えたいときなんかにもコーディネートしやすそうです。
ひとつのバッグで4つの顔を持っているんです。
これは、初めからそうしようと計画して作っていたわけじゃなくて、作っている途中で偶然気づいてしまったんですよね。
続いて、また違うバージョン。織りのしっかりした帯だったので、上のバッグのようなリボンだと固くてバランスが悪かったので、ちょっとリボンのデザインを替えてみました。
若葉色というかグリーンのスウェードと帯のコラボです。こっちはチェーンのハンドバッグタイプにしました。
もちろんとりはずしてクラッチバッグとしても使えます。
裏面は、
扇の柄の帯です。
リボンをくるりんぱすると、こんな感じです。
その裏側はシンプルなスウェードのハンドバッグみたいになります。
着物を着たときに持つバッグって中身は最小限にしようと思っても、お財布やスマホやipadや化粧品やカメラや・・・といれていると結局小さいバッグでははいらないからもうひとつ小さなバッグが必要になったりしてしまいがち。でも、最小限の荷物がいつも多くなりがちな人にはこういうサイズのバッグもオススメです。
でも、着物に限らずシンプルな洋服にあわせてオリエンタルなテイストのファッションにしてしまうアイテムとして活躍できるものを作りたいなと思っているんです。
まだいろいろ作って研究しながら帯バッグを開発しているところですが、もうひとがんばりしたらサイトでも販売していきたいなと思っています。
ひとつひとつ手作りしているので、ゆっくりですがこんなバッグが欲しいとかご意見があればお問い合わせくださいね。