二部式帯で着物をもっと身近に

  • 2015年4月10日
  • 2015年4月13日
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二部式帯作り

かざるやでは、アンティークやリサイクルの帯を二部式帯に作り変えて販売しています。ひとつひとつの帯ごとに柄付けや仕立ての違いがあるので、帯を仕立て直すごとに学ぶことがあります。
二部式帯を簡単に説明しますと、お太鼓部分と胴部分を分けて胴部分に紐をつけます。本来、結ぶことになるお太鼓と胴部分のつなぎ目は、二部式帯用の京まくらを使います。この京まくらには、足がついていて、胴部分に引っ掛けられるようになっているので、帯を結ばずに帯結びができるというわけです。

二部式帯のメリット

  • 簡単にお太鼓ができるので着物を気軽に着られます。
  • 結ばないので帯が傷まない。
  • 帯をコンパクトに収納できます。
  • 柄だしが簡単にできます。
  • 太っている人、痩せている人にも巻きやすい。

上記以外にも結び目がなくなることで、短くて使いづらかった帯が使いやすくなる場合もありますよ。
二部式帯のメリットについての詳しい説明は、二部式帯のすすめで書いてありますので、ご興味のある方はぜひお読みくださいね。

かざるやのオススメと作り帯の種類

作り帯にはいろいろな種類があります。
まずは、「帯を切らずに仕立てる作り帯」と「帯を切って仕立てる作り帯」。帯を切らないで仕立てる作り帯は、元に戻せるというメリットがありますが、おそらく、作り帯の便利さを知ってしまったら一度仕立てて元にもどすことはあまりないのではないかな?と思います。

かざるやでは、後者の帯を切って仕立てる作り帯、「二部式帯」をオススメしています。帯を切って仕立てるタイプは、胴部分の巻きをお太鼓と別々に調整できるので、柄の出し方や、いろいろな体系の人に対応できるからです。でも、どうしても高価な帯にハサミをいれるのが抵抗があるという人もいらっしゃると思うので、お手頃な価格の帯で一度試していただけたらと思います。

そして、二部式帯の中でも、自由型と固定型があります。これはお太鼓部分を縫いとめてあるかどうかの違いなのですが、かざるやでは主に自由型で作っています。その日の気分によってお太鼓の大きさの調整もできるし、工夫次第ではお太鼓だけでなく角出しや他の結び方もできるからです。
袋帯や、一部の帯は固定型にしているものもあります。あらかじめ柄合わせをしておいたり、結びにくい帯は端を縫いとめて使いやすくしています。

かざるやの二部式帯の作り方

胴の巻き始めと胴部分の紐をつけているところはミシンで仕立ててあります。どちらも帯を巻いたときに隠れる部分です。家庭用のミシンでは針が通らない場合は、工業用の足踏みミシンを使ってしっかり縫っています。力がかかるところなので、返し縫でしっかりと。
二部式帯作り

表に見える部分を縫う必要がある時は、手縫いで一針一針縫っていきます。
帯の仕立

帯幅は、胴部分を半分に折って作っているので、帯を巻く方向を変えれば両面とも使えます。

二部式帯は帯の巻き始めの位置を変えることである程度の体系の方に対応できるように、標準的なサイズで作っていますが、自分の体系や帯の柄に合わせて作って欲しい、紐を長めにして欲しい、帯幅を太めにしたい・・・など好みや体系によって個別のご要望もあると思いますので、いずれはそういったサービスも展開していけたらと思っています。
ご要望がある場合は、個別にお問い合わせください。

二部式帯作り
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